“游戏:命运石之门 比翼恋理的爱人/剧情”的版本间的差异
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− | {{伪标题| | + | {{伪标题|共通线:起源鸣动的熵 -Entropy the origins rumble-|共通线}} |
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世界线变动率:3.406288% | 世界线变动率:3.406288% | ||
− | {{日文| | + | {{日文|8月5日。ラボの風景は岡部の記憶とまるで違っていた。状況を確認すると、岡部はDメール実験を中断して新しいガジェットをつくようダルに命令。現在はその完成記念パーティーの準備中だった。さらに、ラボメンはフェイリスと鈴羽を加えた8人となっており、全員がラボに集結している。やがて宴会が始まり、新作ガジェット9~11号機のお披露目となるが、使い道に困る珍妙なものばかり。詳しい話を聞くと、このガジェット開発騷動はラボの資金難を解決するために、岡部が命じたものだという。また、紅莉栖も岡部の指示で新しいガジェットをふたつ制作中であるらしい。翌日、秋葉原でちょっとした騒ぎがあった。人気のバンクバンド、ファンタズムが秋葉原中のモニターをジャックしてPR活動を行ったのだ。岡部は、同じようなことができるガジェットの制作をダルに命じる。その後街へ出た岡部は、まゆりからメイクイーン+ニャン²のお客が、未来ガジェットに興味を示していることを聞く。後日、ラボでは紅莉栖が未来ガジェット12号機「ダーリンのばかぁ」を完成させており、うっかり岡部と紅莉栖が作動させてしまう。ちょっとしたことで電流が流れるこのガジェットをすぐに外す方法はなく、岡部はその存在を“なかったこと”にするためDメールを送ることになる。}} |
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|萌郁线 1:失乐的抑郁症 -melancholia Lost happiness-|萌郁线 1}} |
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第14行: | 第14行: | ||
{{日文|8月7日。「新ガジェットの開発は中止だ絶対作るな」というDメールによって、岡部は9号機以降の未来ガジェットが存在しない世界線に到達した。岡部の右手あった12号機は当然消えていたが、そのかわりになぜかエレキギターが握られている。この世界線ではラボの資金難を解決するため、岡部はニコニヤ動画の演奏動画コンテストへの参加を提案したらしい。その賞金獲得を目指し、ラボメンはセッションの練習に勤しんでいた。しかし、急造バンドでうまく演奏できるわけはなく、この日は早々に解散となる。翌日、岡部は萌郁が担当する雑誌のアルバイトを持ちかけられる。心霊スポットの取材に同行し、心霊写真の撮影に協力するという仕事内容だ。岡部はラボの資金確保のためこれを承諾。かくして取材は8月12日の夜に決行されたが、いい写真は撮れずじまいに終わる。萌郁は最後の手段として岡部を自室に招き、捏造写真を撮影することに。撮影後、萌郁はベストセラーのケータイ小説「あたしの虹」を、ゴーストライダーとして執筆していることを明かす。その後、萌郁お手製のカップやきソバを食べている最中、突然天王寺が訪問してきた。押入れに退避させられた岡部が息を潜めていると、帰り際に天王寺は萌郁に意外なことを言った。「好きなんだろ?あのバカが」。}} | {{日文|8月7日。「新ガジェットの開発は中止だ絶対作るな」というDメールによって、岡部は9号機以降の未来ガジェットが存在しない世界線に到達した。岡部の右手あった12号機は当然消えていたが、そのかわりになぜかエレキギターが握られている。この世界線ではラボの資金難を解決するため、岡部はニコニヤ動画の演奏動画コンテストへの参加を提案したらしい。その賞金獲得を目指し、ラボメンはセッションの練習に勤しんでいた。しかし、急造バンドでうまく演奏できるわけはなく、この日は早々に解散となる。翌日、岡部は萌郁が担当する雑誌のアルバイトを持ちかけられる。心霊スポットの取材に同行し、心霊写真の撮影に協力するという仕事内容だ。岡部はラボの資金確保のためこれを承諾。かくして取材は8月12日の夜に決行されたが、いい写真は撮れずじまいに終わる。萌郁は最後の手段として岡部を自室に招き、捏造写真を撮影することに。撮影後、萌郁はベストセラーのケータイ小説「あたしの虹」を、ゴーストライダーとして執筆していることを明かす。その後、萌郁お手製のカップやきソバを食べている最中、突然天王寺が訪問してきた。押入れに退避させられた岡部が息を潜めていると、帰り際に天王寺は萌郁に意外なことを言った。「好きなんだろ?あのバカが」。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|萌郁线 2:黎明曙光的比例 -Dawn dawn ratio-|2}} |
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{{日文|8月20日。セッションの練習中、天王寺がラボに現れて岡部をブラウン管工房に呼び出す。恐る恐る工房へ来た岡部に、天王寺は「オメェ、この前……真夜中に、萌郁の部屋にいたろ」とカマをかけてきた。動揺を隠せない岡部は語るに落ちるも、天王寺は予想外の申し出をする。彼は岡部に、萌郁とデートしてやってほしいと頭を下げてきたのだ。岡部はそれを了承し、8月22日を萌郁といっしょに過ごす。彼女は相変わらず表情に乏しく、真意を測るのは難しかった。その後もラボメンは練習を重ね、動画投稿の応募期限の締切20分前に、初めてまともに演奏を完遂。しかし、萌郁が歌詞を間違えており、話し合いの末に投稿を断念。萌郁は深々と謝罪をすると、逃げるように帰ってしまった。深夜、心配した岡部は萌郁のアパートを訪ねる。萌郁の顔には泣き腫らした跡があり、子どものころから“いらない子”だと言われ続けてきたこと、必要とされないことで安心してきたことを告白した。岡部が萌郁を強くいさめると、彼女は岡部の胸に顔を埋め、子どものようにわんわん泣き出した。翌日、萌郁は元気な姿でラボに姿を見せ、いままで見せたことのない魅力的な表情で笑った。考えてみれば、岡部は萌郁のことを何も知らない。ふたりは初めて、本当の意味でスタートラインに立ったのだ。}} | {{日文|8月20日。セッションの練習中、天王寺がラボに現れて岡部をブラウン管工房に呼び出す。恐る恐る工房へ来た岡部に、天王寺は「オメェ、この前……真夜中に、萌郁の部屋にいたろ」とカマをかけてきた。動揺を隠せない岡部は語るに落ちるも、天王寺は予想外の申し出をする。彼は岡部に、萌郁とデートしてやってほしいと頭を下げてきたのだ。岡部はそれを了承し、8月22日を萌郁といっしょに過ごす。彼女は相変わらず表情に乏しく、真意を測るのは難しかった。その後もラボメンは練習を重ね、動画投稿の応募期限の締切20分前に、初めてまともに演奏を完遂。しかし、萌郁が歌詞を間違えており、話し合いの末に投稿を断念。萌郁は深々と謝罪をすると、逃げるように帰ってしまった。深夜、心配した岡部は萌郁のアパートを訪ねる。萌郁の顔には泣き腫らした跡があり、子どものころから“いらない子”だと言われ続けてきたこと、必要とされないことで安心してきたことを告白した。岡部が萌郁を強くいさめると、彼女は岡部の胸に顔を埋め、子どものようにわんわん泣き出した。翌日、萌郁は元気な姿でラボに姿を見せ、いままで見せたことのない魅力的な表情で笑った。考えてみれば、岡部は萌郁のことを何も知らない。ふたりは初めて、本当の意味でスタートラインに立ったのだ。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|菲利斯线 1:猫耳少女的域名 -Catmaiden's domain-|菲利斯线 1}} |
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{{日文|8月7日。「12号機の開発は中止だ絶対作るな」————Dメールで移動後の世界線で12号機は消えたが、飲食業界の4℃という男が秋葉原のメイドカフェ界に進出。彼のバックにいる投資ファンドの資金力を武器に、他店の買収や人気メイドの大量引き抜き、風俗まがいのサービスや常識外れな価格破壊を行い、ほとんどのみせを傘下に収めていた。これを聞いた岡部はフェイリスの窮地を救うべく、“愛と豊穰の女神”作戦(オペレーション・フレイヤ)を発動。ラボメンが総出でメイクイーン+ニャン²の宣伝や手伝いをすることになる。}} | {{日文|8月7日。「12号機の開発は中止だ絶対作るな」————Dメールで移動後の世界線で12号機は消えたが、飲食業界の4℃という男が秋葉原のメイドカフェ界に進出。彼のバックにいる投資ファンドの資金力を武器に、他店の買収や人気メイドの大量引き抜き、風俗まがいのサービスや常識外れな価格破壊を行い、ほとんどのみせを傘下に収めていた。これを聞いた岡部はフェイリスの窮地を救うべく、“愛と豊穰の女神”作戦(オペレーション・フレイヤ)を発動。ラボメンが総出でメイクイーン+ニャン²の宣伝や手伝いをすることになる。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|菲利斯线 2:楼阁都市的铜蛇 -Heavens Nehushtan-|2|2}} |
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{{日文|8月18日。ラボメンたちはPVの打ち合わせのためラボに集結。フェイリスが用意したPVの台本はドラマ仕立てで、ダルが執筆を手がけた。ひとまず読み合わせをするが、あまり内容のひどさに一同は絶句。台本は萌郁が手直しすることになる。翌朝、岡部とフェイリスは萌郁のアパートで台本を受け取る。基本的はあらすじはそのままに、全員の不満点が解消された内容に仕上がっていた。その後、岡部はフェイリスをねぎらうため、彼女が好きなレトロPCショップでデートをする。すると、メイクイーン+ニャン²のまゆりとるかから切迫した電話がかかってくる。急いで戻るとビルの前には大量のトラックが停車し、ほかのテナントが一斉に立ち退き始めていた。直後、店内に現れた4℃はビルの買収計画を得意げに語ると、脅し文句とともにテナント契約解除の書類をフェイリスに突きつける。断ってフェイリスを4℃が殴り、岡部は助けに入るが取り巻きに袋叩きにされてしまう。そこへ参上した紅莉栖、鈴羽、ダルに助けられた岡部は、ダルが用意した紙を4℃に渡す。それは4℃の保有会社の出納簿の写しで、国税局に目をつけられたら確実にヤバイ代物だった。これが決め手となり、4℃は秋葉原から退散。かくして“愛と豊穰の女神”作戦は成功、第三次メイドカフェ戦争は終結した。}} | {{日文|8月18日。ラボメンたちはPVの打ち合わせのためラボに集結。フェイリスが用意したPVの台本はドラマ仕立てで、ダルが執筆を手がけた。ひとまず読み合わせをするが、あまり内容のひどさに一同は絶句。台本は萌郁が手直しすることになる。翌朝、岡部とフェイリスは萌郁のアパートで台本を受け取る。基本的はあらすじはそのままに、全員の不満点が解消された内容に仕上がっていた。その後、岡部はフェイリスをねぎらうため、彼女が好きなレトロPCショップでデートをする。すると、メイクイーン+ニャン²のまゆりとるかから切迫した電話がかかってくる。急いで戻るとビルの前には大量のトラックが停車し、ほかのテナントが一斉に立ち退き始めていた。直後、店内に現れた4℃はビルの買収計画を得意げに語ると、脅し文句とともにテナント契約解除の書類をフェイリスに突きつける。断ってフェイリスを4℃が殴り、岡部は助けに入るが取り巻きに袋叩きにされてしまう。そこへ参上した紅莉栖、鈴羽、ダルに助けられた岡部は、ダルが用意した紙を4℃に渡す。それは4℃の保有会社の出納簿の写しで、国税局に目をつけられたら確実にヤバイ代物だった。これが決め手となり、4℃は秋葉原から退散。かくして“愛と豊穰の女神”作戦は成功、第三次メイドカフェ戦争は終結した。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|琉华线 1:倒错的灵魂 -perverted affection anima-|琉华线 1}} |
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{{日文|8月7日。「12号機は危険だ絶対はめるな」というDメールを送ると世界は揺れ、岡部の右手から12号機は消えた。しかし、移動後の世界線では岡部とるかは恋人関係になっており、どうやら岡部のほうから告白したらしい。さらに、まゆりや紅莉栖はもちろんのこと、“彼”の父・漆原栄輔からも祝福される公認の仲だった。翌日、岡部とるかは秋葉原で待ち合わせる。ふたりは付き合い始めたばかりで、この日が初めてのデートだった。るかはそのことをまゆり伝えており、紅莉栖からも冷やかしのメールが送られてきた。その後、UPXのフリッジでふたりは萌郁に写真を撮られる。萌郁はカップルに意識調查のアンケートを取っていたが、当然うまくいっていない。ふたりは萌郁に協力後、るかの希望でメイクイーン+ニャン²へ向かう。もちろんそこにはフェイリスがいて、まるで恋人どうしになったことをラボメンにお披露目して回っているようだった。岡部は、現在のふたりの関係がDメールで作られたことをるかに説明するべきか思い悩む。すると、るかは初めて出会いった日のようにカメラ小僧に絡まれていた。岡部は再び鳳凰院凶真となってカメラ小僧に追い払った。そして、いつものようにケータイを取り出し耳に当て、独りごちながら空を見上げると……巨大な竜が出現していた。}} | {{日文|8月7日。「12号機は危険だ絶対はめるな」というDメールを送ると世界は揺れ、岡部の右手から12号機は消えた。しかし、移動後の世界線では岡部とるかは恋人関係になっており、どうやら岡部のほうから告白したらしい。さらに、まゆりや紅莉栖はもちろんのこと、“彼”の父・漆原栄輔からも祝福される公認の仲だった。翌日、岡部とるかは秋葉原で待ち合わせる。ふたりは付き合い始めたばかりで、この日が初めてのデートだった。るかはそのことをまゆり伝えており、紅莉栖からも冷やかしのメールが送られてきた。その後、UPXのフリッジでふたりは萌郁に写真を撮られる。萌郁はカップルに意識調查のアンケートを取っていたが、当然うまくいっていない。ふたりは萌郁に協力後、るかの希望でメイクイーン+ニャン²へ向かう。もちろんそこにはフェイリスがいて、まるで恋人どうしになったことをラボメンにお披露目して回っているようだった。岡部は、現在のふたりの関係がDメールで作られたことをるかに説明するべきか思い悩む。すると、るかは初めて出会いった日のようにカメラ小僧に絡まれていた。岡部は再び鳳凰院凶真となってカメラ小僧に追い払った。そして、いつものようにケータイを取り出し耳に当て、独りごちながら空を見上げると……巨大な竜が出現していた。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|琉华线 2:封神的皮格马利翁 -Seal Pygmalion-|2|3}} |
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{{日文|8月9日。すっかり忘れていた12号機の状況を聞くと制作は途中で放棄され、この世界線での紅莉栖は13号機を作っているという。また、ダルに頼んだ14号機の件はなかったことになっていた。るかにメールで呼び出された岡部は、柳林神社の倉庫にあった巻物を見せられる。そこには、江户時代に竜が現れ、巫女の力を借りて封印したろ書かれていた。岡部は竜を“ファフニール”と名づけ、新たに見つかった竜退治の指南書に從って特訓を開始。巻物によると、竜は8月17日に再来する。そして後日、岡部は街中で再び竜を目撃した。}} | {{日文|8月9日。すっかり忘れていた12号機の状況を聞くと制作は途中で放棄され、この世界線での紅莉栖は13号機を作っているという。また、ダルに頼んだ14号機の件はなかったことになっていた。るかにメールで呼び出された岡部は、柳林神社の倉庫にあった巻物を見せられる。そこには、江户時代に竜が現れ、巫女の力を借りて封印したろ書かれていた。岡部は竜を“ファフニール”と名づけ、新たに見つかった竜退治の指南書に從って特訓を開始。巻物によると、竜は8月17日に再来する。そして後日、岡部は街中で再び竜を目撃した。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|琉华线 3:爱和幻创的协同效应 -synergy of love-|3}} |
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第56行: | 第56行: | ||
{{日文|8月13日。岡部が再び目撃した竜は夢だった。考えてみれば、岡部が竜を見たのは1回きりで、いくら力説してもラボメンは竜の話をまったく信じてくれない。けっきょくこの日、岡部は柳林神社に行かなかった。竜の存在も、宴会芸のような特訓も、何もかもがバカらしくなったのだ。翌日の夕刻。岡部が神社へ行くと、るかは一心不乱に妖刀・五月雨の素振りを続けており、岡部の竜の話をいまなお全面的に信じてくれていた。直後、不意に視界がゆがみ、上空に巨大な竜が出現。これによって岡部の迷いは消え、ふたりはその後全力で特訓を続けた。そして決戦の17日。岡部は紅莉栖からの着信を受け、ケータイを耳に当てると同時に視界にノイズが走り、ファフニールが降臨。岡部はるかの目になり、るかは岡部の手足になり、見事な連携でファフニールを消滅させた。後日、紅莉栖は岡部に衝撃的な事実を告げる。紅莉栖が作っていた13号機は、映像信号を神経バルス信号にコンバートする装置。その実験として、ダルがハムっているMMORPGのドラゴンを岡部に投影したのだ。さらに追い討ちをかけるように、るかが見つけた巻物や指南書は、るかの父が若いころに書いた厨二病全開の本だったとが判明。だが、この経験を通じて、るかに対する岡部の想いは本物にだった。}} | {{日文|8月13日。岡部が再び目撃した竜は夢だった。考えてみれば、岡部が竜を見たのは1回きりで、いくら力説してもラボメンは竜の話をまったく信じてくれない。けっきょくこの日、岡部は柳林神社に行かなかった。竜の存在も、宴会芸のような特訓も、何もかもがバカらしくなったのだ。翌日の夕刻。岡部が神社へ行くと、るかは一心不乱に妖刀・五月雨の素振りを続けており、岡部の竜の話をいまなお全面的に信じてくれていた。直後、不意に視界がゆがみ、上空に巨大な竜が出現。これによって岡部の迷いは消え、ふたりはその後全力で特訓を続けた。そして決戦の17日。岡部は紅莉栖からの着信を受け、ケータイを耳に当てると同時に視界にノイズが走り、ファフニールが降臨。岡部はるかの目になり、るかは岡部の手足になり、見事な連携でファフニールを消滅させた。後日、紅莉栖は岡部に衝撃的な事実を告げる。紅莉栖が作っていた13号機は、映像信号を神経バルス信号にコンバートする装置。その実験として、ダルがハムっているMMORPGのドラゴンを岡部に投影したのだ。さらに追い討ちをかけるように、るかが見つけた巻物や指南書は、るかの父が若いころに書いた厨二病全開の本だったとが判明。だが、この経験を通じて、るかに対する岡部の想いは本物にだった。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|铃羽线 1:迷走螺旋的本源 -Straying Arche-|铃羽线 1}} |
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第63行: | 第63行: | ||
{{日文|8月7日。「Dメール実験もっとよく考えろ」というDメールで世界線は移動し、12号機は岡部の右手から消えた。ラボの資金難に関する問題は、メイクイーン+ニャン²のお客が未来ガジェット一式を買い取ってくれたため、ひとまず解決していた。そのとき、窓の外からダルの驚く声が上がる。岡部が外を見ると鈴羽がダルに抱きついており、この一件でダルは鈴羽にベタ惚れしてしまう。翌日もなるとダルの病状は悪化しており、鈴羽にプレゼントをするためバイトを増やし、コミマにはもう行かないと言い出した。さらに聞きもしないのに、もうアニメとか二次元とか言ってる年ではないだの、生身の人間相手だといろいろ入り用だの、岡部も厨二病をそろそろ何とかしたほうがいいだのと得意げにベラベラ話し始め、ラボメンは唖然とする。階下にいた鈴羽にかくすると、ダルのことはすきだが恋愛感情はないと言う。その後、ダルがコミマに行かないとを告げると急に顔色が変わり、鈴羽はダルの誤解を解くためラボへ向かった。しかしこに行動は逆効果で、ダルは秘密にしていたプレゼントの計画を岡部が鈴羽にバラしたと怒り心頭。何を言っても嫉妬や悪口と取られ、状況はこじれるばかりだった。翌日、岡部は鈴羽からダルのことで相談を受け、そこで彼女が未来人であることを知った。}} | {{日文|8月7日。「Dメール実験もっとよく考えろ」というDメールで世界線は移動し、12号機は岡部の右手から消えた。ラボの資金難に関する問題は、メイクイーン+ニャン²のお客が未来ガジェット一式を買い取ってくれたため、ひとまず解決していた。そのとき、窓の外からダルの驚く声が上がる。岡部が外を見ると鈴羽がダルに抱きついており、この一件でダルは鈴羽にベタ惚れしてしまう。翌日もなるとダルの病状は悪化しており、鈴羽にプレゼントをするためバイトを増やし、コミマにはもう行かないと言い出した。さらに聞きもしないのに、もうアニメとか二次元とか言ってる年ではないだの、生身の人間相手だといろいろ入り用だの、岡部も厨二病をそろそろ何とかしたほうがいいだのと得意げにベラベラ話し始め、ラボメンは唖然とする。階下にいた鈴羽にかくすると、ダルのことはすきだが恋愛感情はないと言う。その後、ダルがコミマに行かないとを告げると急に顔色が変わり、鈴羽はダルの誤解を解くためラボへ向かった。しかしこに行動は逆効果で、ダルは秘密にしていたプレゼントの計画を岡部が鈴羽にバラしたと怒り心頭。何を言っても嫉妬や悪口と取られ、状況はこじれるばかりだった。翌日、岡部は鈴羽からダルのことで相談を受け、そこで彼女が未来人であることを知った。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|铃羽线 2:破灭和终焉的赋格曲 -fugue of Ruin end-|2|4}} |
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{{日文|8月10日。鈴羽の手引きで、岡部はラジオ会館の屋上に到着した。そこには7月28日と同じく人工衛星が鎮座している。鈴羽は2036年からタイムトラベルしてきだダルの娘で。とある機関の任務で5インチフロッピーやMOなどの“遺産”を収集することが目的だった。この時代に長くいるのは、2010年の夏コミマで出会ったという、両親のなれ初めを見たかったからだという。しかし、このままではダルがコミマに行かず。最悪の場合には鈴羽が消える可能性がある。そこで岡部は、ダルを夏コミマに行かせるべく、鈴羽への熱を冷ます“愛を司る女神”作戦(オペレーション・シェヴン)を発動。岡部はまず、フェイリスにダルを誘惑してもらうが失敗に終わる。つぎに鈴羽がダルをひたすら罵倒する作戦を実行するが、ダルは偶然にも最近罵倒系にハマっており、奇声を上げて喜ぶ始末。岡部は小細工をやめて、ダルに直接話を聞いた。すると、やはり引き金になったのは鈴羽のハグで、そのときに他人ではないような運命を感じたという。岡部はその感情は父性愛だと説き、鈴羽に口止めされていたふたりの関係をついに明かす。しかし、ダルだけでなく、その場にいたまゆりと紅莉栖も岡部の言葉をまるで信じない。ダルはラボの脱退を考えるほど怒ってしまい、もはや取りつく島もなかった。}} | {{日文|8月10日。鈴羽の手引きで、岡部はラジオ会館の屋上に到着した。そこには7月28日と同じく人工衛星が鎮座している。鈴羽は2036年からタイムトラベルしてきだダルの娘で。とある機関の任務で5インチフロッピーやMOなどの“遺産”を収集することが目的だった。この時代に長くいるのは、2010年の夏コミマで出会ったという、両親のなれ初めを見たかったからだという。しかし、このままではダルがコミマに行かず。最悪の場合には鈴羽が消える可能性がある。そこで岡部は、ダルを夏コミマに行かせるべく、鈴羽への熱を冷ます“愛を司る女神”作戦(オペレーション・シェヴン)を発動。岡部はまず、フェイリスにダルを誘惑してもらうが失敗に終わる。つぎに鈴羽がダルをひたすら罵倒する作戦を実行するが、ダルは偶然にも最近罵倒系にハマっており、奇声を上げて喜ぶ始末。岡部は小細工をやめて、ダルに直接話を聞いた。すると、やはり引き金になったのは鈴羽のハグで、そのときに他人ではないような運命を感じたという。岡部はその感情は父性愛だと説き、鈴羽に口止めされていたふたりの関係をついに明かす。しかし、ダルだけでなく、その場にいたまゆりと紅莉栖も岡部の言葉をまるで信じない。ダルはラボの脱退を考えるほど怒ってしまい、もはや取りつく島もなかった。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|铃羽线 3:根源的神爱 -Agape of root-|3|2}} |
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第77行: | 第77行: | ||
{{日文|8月13日。鈴羽に残された時間はわずかだった。岡部は鈴羽から由季の写真を見せてもらい、そこそこ有名なコスプレイヤーだったと聞かされる。その情報をもとに、ふたりはネットや雑誌で由季を搜すが収穫は得られなかった。その夜、ラボに来たまゆりは、コスプレ雑誌を持っていた鈴羽をみてコミマでのコスプレを勧めてくる。岡部は何かをひらめき、鈴羽にコスプレさせることをまゆりに約束。そのかわりに占い師の衣装を用意させ、紅莉栖に電話をかけた。後日、岡部は電話でダルにひたすら謝罪し、「飯を奢らせてくれ」とダルを呼び出す。食事を終えた後、岡部はダルを裏路地に誘導した。そこには占い師にふんする紅莉栖がいて、コミマで運命の出会いがあることをダルにほのめかす。鈴羽からも、自分がコミマでコスプレする旨をダルにメールで伝えさせ、すべでの準備は整った。しかし、15日と16日はダルも由季もコミマ会場には現れなかった。そして最終日の17日、岡部はついにダルと落ち合うことに成功し、会場のコスプレ広場に到着する。ふと後ろた少女がダルに駆け寄っていた。鈴羽の面影を持ったその少女がダルにハンカチを差し出すと……痛々しいダルのプロポーズの言葉が広場に響き渡ったのだった。}} | {{日文|8月13日。鈴羽に残された時間はわずかだった。岡部は鈴羽から由季の写真を見せてもらい、そこそこ有名なコスプレイヤーだったと聞かされる。その情報をもとに、ふたりはネットや雑誌で由季を搜すが収穫は得られなかった。その夜、ラボに来たまゆりは、コスプレ雑誌を持っていた鈴羽をみてコミマでのコスプレを勧めてくる。岡部は何かをひらめき、鈴羽にコスプレさせることをまゆりに約束。そのかわりに占い師の衣装を用意させ、紅莉栖に電話をかけた。後日、岡部は電話でダルにひたすら謝罪し、「飯を奢らせてくれ」とダルを呼び出す。食事を終えた後、岡部はダルを裏路地に誘導した。そこには占い師にふんする紅莉栖がいて、コミマで運命の出会いがあることをダルにほのめかす。鈴羽からも、自分がコミマでコスプレする旨をダルにメールで伝えさせ、すべでの準備は整った。しかし、15日と16日はダルも由季もコミマ会場には現れなかった。そして最終日の17日、岡部はついにダルと落ち合うことに成功し、会場のコスプレ広場に到着する。ふと後ろた少女がダルに駆け寄っていた。鈴羽の面影を持ったその少女がダルにハンカチを差し出すと……痛々しいダルのプロポーズの言葉が広場に響き渡ったのだった。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|红莉栖线 1:哀哭悲叹的困境 -Aporia pitiful grief-|红莉栖线 1}} |
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第84行: | 第84行: | ||
{{日文|8月7日、午後6時15分。岡部はDメールの送信を躊躇し続け、紅莉栖に強く促されてやっと送るが放電現象は起きなかった。Dメールが使えると思われる時刻は正午から午後6時のあいだ……岡部と紅莉栖は、少なくとも明日の昼まで12号機をつけたままということになる。ふたりは口論が始まりそうになったら手をつなぎ、1メートル以上離れないように過ごした。午後9時過ぎにまゆりとダルがラボをあとにし、ふたりきりになると急に空気が重くなる。岡部は少しでも気を紛わせようとゲームを探すが、出てきたのはダルのエロゲとパーティゲームのツイスターのみで、とても遊ぶ気にはなれなかった。その後はコンビニで立ち読みをして時間をつぶす。午前2時。猛烈ナ尿意に襲われた岡部は、ドクターペッパーを飲みすぎたことを後悔しながら紅莉栖に頭を下げ、トイレの前に彼女を待たせて用を足した。朝6時からはダメもとでDメールを送り続けるが、12時を回っても一向に世界は揺れなかった。もしこのままならば、12号機が外れるのはバッテリーが切れる約1週間後か、ふたりの気持ちが通じ合ったとき……そのどちらも気の遠くなる時間が必要そうだった。紅莉栖はひとまず現状を受け入れ、快適な環境で休息を取るために岡部を連れてホテルの部屋に戻ることを提案した。}} | {{日文|8月7日、午後6時15分。岡部はDメールの送信を躊躇し続け、紅莉栖に強く促されてやっと送るが放電現象は起きなかった。Dメールが使えると思われる時刻は正午から午後6時のあいだ……岡部と紅莉栖は、少なくとも明日の昼まで12号機をつけたままということになる。ふたりは口論が始まりそうになったら手をつなぎ、1メートル以上離れないように過ごした。午後9時過ぎにまゆりとダルがラボをあとにし、ふたりきりになると急に空気が重くなる。岡部は少しでも気を紛わせようとゲームを探すが、出てきたのはダルのエロゲとパーティゲームのツイスターのみで、とても遊ぶ気にはなれなかった。その後はコンビニで立ち読みをして時間をつぶす。午前2時。猛烈ナ尿意に襲われた岡部は、ドクターペッパーを飲みすぎたことを後悔しながら紅莉栖に頭を下げ、トイレの前に彼女を待たせて用を足した。朝6時からはダメもとでDメールを送り続けるが、12時を回っても一向に世界は揺れなかった。もしこのままならば、12号機が外れるのはバッテリーが切れる約1週間後か、ふたりの気持ちが通じ合ったとき……そのどちらも気の遠くなる時間が必要そうだった。紅莉栖はひとまず現状を受け入れ、快適な環境で休息を取るために岡部を連れてホテルの部屋に戻ることを提案した。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|红莉栖线 2:相克的双人舞 -pas de deux rivalry-|2|5}} |
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{{日文|8月8日。岡部と紅莉栖は、御茶ノ水のホテルで深い眠りにつく。翌日にラボへ戻った岡部は、ダルから未来ガジェット14号機は、開発室の段ボールにあった1~6号機、9~11号機とともに消失ていた。そこでまゆりは、メイクイーン+ニャン²のお客である雑貨屋の店長に売り渡したことを思い出す。また、紅莉栖のハードディスクも消えており、そのHDDはダルが14号機のパーツとして使ってしまったとのこと。それを聞いた紅莉栖は真っ青になっている。聞けば、紅莉栖が制作していた13号機は脳内の思考を映像化する装置で、14号機に使われたHDDに映像が格納されているらしい。そして、例のヘッドホンがその読み取り装置である。つまり14号機が稼動すれば、紅莉栖の脳内思考が電波ジャックに使われることになる。事の重大さに気づいた岡部たちは、手分けをして14号機の捜索を行った。しかし、フェイリスに聞いても買い手の連絡先はわからず、秋葉原中の店という店をしらみつぶしに探しても手がかりはつかめなかった。翌日の夕方、14号機にはタイマーがセットしてあり、約24時間後に稼動することをダルに聞かされる。岡部はこの場にいないラボメンにも連絡し、もう一度14号機を探すことにした。}} | {{日文|8月8日。岡部と紅莉栖は、御茶ノ水のホテルで深い眠りにつく。翌日にラボへ戻った岡部は、ダルから未来ガジェット14号機は、開発室の段ボールにあった1~6号機、9~11号機とともに消失ていた。そこでまゆりは、メイクイーン+ニャン²のお客である雑貨屋の店長に売り渡したことを思い出す。また、紅莉栖のハードディスクも消えており、そのHDDはダルが14号機のパーツとして使ってしまったとのこと。それを聞いた紅莉栖は真っ青になっている。聞けば、紅莉栖が制作していた13号機は脳内の思考を映像化する装置で、14号機に使われたHDDに映像が格納されているらしい。そして、例のヘッドホンがその読み取り装置である。つまり14号機が稼動すれば、紅莉栖の脳内思考が電波ジャックに使われることになる。事の重大さに気づいた岡部たちは、手分けをして14号機の捜索を行った。しかし、フェイリスに聞いても買い手の連絡先はわからず、秋葉原中の店という店をしらみつぶしに探しても手がかりはつかめなかった。翌日の夕方、14号機にはタイマーがセットしてあり、約24時間後に稼動することをダルに聞かされる。岡部はこの場にいないラボメンにも連絡し、もう一度14号機を探すことにした。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|红莉栖线 3:永劫回归的共鸣 -Resonance it repeats-|3|3}} |
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世界线变动率:3.406288% | 世界线变动率:3.406288% | ||
− | {{日文|8月10日。ラボメンは総出で秋葉原を捜索するが、14号機の手がかりは得られなかった。翌日、タイマー発動まであと2時間というところで、紅莉栖は疑問を投げかけた————「その店なんだけど、本当に秋葉原にある店なのかな?」。まゆりに改めて確認すると、買い取って店長は「近くで」お店をやっているらしい。秋葉原という前提は覆されてしまうが、岡部は9号機にGPSがついていたとを思い出す。ダルをラボへ呼び出し位置情報を調べさせると、御徒町で作動した形跡があった。岡部と紅莉栖は御徒町でついに雑貨屋を発見するものの、なぜか14号機だけが見つからなかった。途方に暮れていると鈴羽からの電話で、天王寺が昨夜}工房のベンチで黒い箱のようなものを見つけていたことが判明。岡部は紅莉栖の手を引いて勢いよくはしりだすが、ちょうど目の前にいた4℃にぶつかり絡まれてしまう。岡部は紅莉栖をかばって4℃たちの暴行を受けるが、その最中に12号機が解除される。その後、ふたりはフェイリスが乗ったリムジンに助けられ、タイマー作動まであと5分というところで天王寺から14号機を回収。しかし、まゆりのカイちゅ~が遅れていたことに気づかず、14号機は作動した。店内のブラウン管には一斉に、紅莉栖の脳内データ——岡部と紅莉栖の愛の物語が映しだされたのだった。}} | + | {{日文|8月10日。ラボメンは総出で秋葉原を捜索するが、14号機の手がかりは得られなかった。翌日、タイマー発動まであと2時間というところで、紅莉栖は疑問を投げかけた————「その店なんだけど、本当に秋葉原にある店なのかな?」。まゆりに改めて確認すると、買い取って店長は「近くで」お店をやっているらしい。秋葉原という前提は覆されてしまうが、岡部は9号機にGPSがついていたとを思い出す。ダルをラボへ呼び出し位置情報を調べさせると、御徒町で作動した形跡があった。岡部と紅莉栖は御徒町でついに雑貨屋を発見するものの、なぜか14号機だけが見つからなかった。途方に暮れていると鈴羽からの電話で、天王寺が昨夜}}工房のベンチで黒い箱のようなものを見つけていたことが判明。岡部は紅莉栖の手を引いて勢いよくはしりだすが、ちょうど目の前にいた4℃にぶつかり絡まれてしまう。岡部は紅莉栖をかばって4℃たちの暴行を受けるが、その最中に12号機が解除される。その後、ふたりはフェイリスが乗ったリムジンに助けられ、タイマー作動まであと5分というところで天王寺から14号機を回収。しかし、まゆりのカイちゅ~が遅れていたことに気づかず、14号機は作動した。店内のブラウン管には一斉に、紅莉栖の脳内データ——岡部と紅莉栖の愛の物語が映しだされたのだった。}} |
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{{日文|8月7日。岡部は「Dメール実験もっとよく考えろ」というDメールを送り、12号機から解放された。この世界線では度重まる実験のせいで高額の電気代を請求され、「電話レンジ(仮)」の実験は凍結されていた。未来ガジェットを買い取る店長の話もなく、ラボは本格的な資金難に陥る。そんな中、まゆりは岡部のために「ロボまゆしぃ」なる人形を作っていた。翌日、ラボを訪れたまゆりは福引きで当てた遊園地のプール入場券を差し出す。岡部は紅莉栖と水泳勝負をすることになり、8月13日に岡部、まゆり、紅莉栖、ダル、フェイリスの5人でプールで行って楽しい時間を過ごした。その帰り際、仕事で遊園地に来ていた萌郁が現れる。萌郁はまゆりにクリスマス用サイトのモデルのバイトをたのんでくるが、まゆりはあまり気が進まないようだった。翌日のラボはまゆりがモデルを頼まれた話題で持ちきりで、ラボメンガールズたちはうらやましがるが、岡部は複雑な心境だった。その夜、岡部はまゆりといっしょに帰途につい。電車に揺られていると、まゆりは「モデルをやってもいい」とこぼしたが、岡部は断るように主張した。翌日、るかが柳林神社で20~21日に開かれる夏祭りのことを伝え、ラボメンで遊びに行くことになる。しかし、まゆりだけは2日とも外せない用事があるとのことだった。}} | {{日文|8月7日。岡部は「Dメール実験もっとよく考えろ」というDメールを送り、12号機から解放された。この世界線では度重まる実験のせいで高額の電気代を請求され、「電話レンジ(仮)」の実験は凍結されていた。未来ガジェットを買い取る店長の話もなく、ラボは本格的な資金難に陥る。そんな中、まゆりは岡部のために「ロボまゆしぃ」なる人形を作っていた。翌日、ラボを訪れたまゆりは福引きで当てた遊園地のプール入場券を差し出す。岡部は紅莉栖と水泳勝負をすることになり、8月13日に岡部、まゆり、紅莉栖、ダル、フェイリスの5人でプールで行って楽しい時間を過ごした。その帰り際、仕事で遊園地に来ていた萌郁が現れる。萌郁はまゆりにクリスマス用サイトのモデルのバイトをたのんでくるが、まゆりはあまり気が進まないようだった。翌日のラボはまゆりがモデルを頼まれた話題で持ちきりで、ラボメンガールズたちはうらやましがるが、岡部は複雑な心境だった。その夜、岡部はまゆりといっしょに帰途につい。電車に揺られていると、まゆりは「モデルをやってもいい」とこぼしたが、岡部は断るように主張した。翌日、るかが柳林神社で20~21日に開かれる夏祭りのことを伝え、ラボメンで遊びに行くことになる。しかし、まゆりだけは2日とも外せない用事があるとのことだった。}} | ||
− | {{伪标题| | + | {{伪标题|真由理线 2:星尘的电子对 -Stardust duplet-|2|6}} |
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# {{cite|title=シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん 公式資料集|isbn=9784047278103|publisher=enterbrain|date=2011-12-19|author=ファミ通Xbox編集部|language=ja}} | # {{cite|title=シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん 公式資料集|isbn=9784047278103|publisher=enterbrain|date=2011-12-19|author=ファミ通Xbox編集部|language=ja}} | ||
}} | }} | ||
+ | [[分类:游戏]] |
2022年5月31日 (二) 02:28的最新版本
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共通线:起源鸣动的熵 -Entropy the origins rumble-
共通线
世界线变动率:3.406288%
8月5日。ラボの風景は岡部の記憶とまるで違っていた。状況を確認すると、岡部はDメール実験を中断して新しいガジェットをつくようダルに命令。現在はその完成記念パーティーの準備中だった。さらに、ラボメンはフェイリスと鈴羽を加えた8人となっており、全員がラボに集結している。やがて宴会が始まり、新作ガジェット9~11号機のお披露目となるが、使い道に困る珍妙なものばかり。詳しい話を聞くと、このガジェット開発騷動はラボの資金難を解決するために、岡部が命じたものだという。また、紅莉栖も岡部の指示で新しいガジェットをふたつ制作中であるらしい。翌日、秋葉原でちょっとした騒ぎがあった。人気のバンクバンド、ファンタズムが秋葉原中のモニターをジャックしてPR活動を行ったのだ。岡部は、同じようなことができるガジェットの制作をダルに命じる。その後街へ出た岡部は、まゆりからメイクイーン+ニャン²のお客が、未来ガジェットに興味を示していることを聞く。後日、ラボでは紅莉栖が未来ガジェット12号機「ダーリンのばかぁ」を完成させており、うっかり岡部と紅莉栖が作動させてしまう。ちょっとしたことで電流が流れるこのガジェットをすぐに外す方法はなく、岡部はその存在を“なかったこと”にするためDメールを送ることになる。
萌郁线 1:失乐的抑郁症 -melancholia Lost happiness-
萌郁线 1
世界线变动率:3.600104%
8月7日。「新ガジェットの開発は中止だ絶対作るな」というDメールによって、岡部は9号機以降の未来ガジェットが存在しない世界線に到達した。岡部の右手あった12号機は当然消えていたが、そのかわりになぜかエレキギターが握られている。この世界線ではラボの資金難を解決するため、岡部はニコニヤ動画の演奏動画コンテストへの参加を提案したらしい。その賞金獲得を目指し、ラボメンはセッションの練習に勤しんでいた。しかし、急造バンドでうまく演奏できるわけはなく、この日は早々に解散となる。翌日、岡部は萌郁が担当する雑誌のアルバイトを持ちかけられる。心霊スポットの取材に同行し、心霊写真の撮影に協力するという仕事内容だ。岡部はラボの資金確保のためこれを承諾。かくして取材は8月12日の夜に決行されたが、いい写真は撮れずじまいに終わる。萌郁は最後の手段として岡部を自室に招き、捏造写真を撮影することに。撮影後、萌郁はベストセラーのケータイ小説「あたしの虹」を、ゴーストライダーとして執筆していることを明かす。その後、萌郁お手製のカップやきソバを食べている最中、突然天王寺が訪問してきた。押入れに退避させられた岡部が息を潜めていると、帰り際に天王寺は萌郁に意外なことを言った。「好きなんだろ?あのバカが」。
萌郁线 2:黎明曙光的比例 -Dawn dawn ratio-
2
世界线变动率:3.600104%
8月20日。セッションの練習中、天王寺がラボに現れて岡部をブラウン管工房に呼び出す。恐る恐る工房へ来た岡部に、天王寺は「オメェ、この前……真夜中に、萌郁の部屋にいたろ」とカマをかけてきた。動揺を隠せない岡部は語るに落ちるも、天王寺は予想外の申し出をする。彼は岡部に、萌郁とデートしてやってほしいと頭を下げてきたのだ。岡部はそれを了承し、8月22日を萌郁といっしょに過ごす。彼女は相変わらず表情に乏しく、真意を測るのは難しかった。その後もラボメンは練習を重ね、動画投稿の応募期限の締切20分前に、初めてまともに演奏を完遂。しかし、萌郁が歌詞を間違えており、話し合いの末に投稿を断念。萌郁は深々と謝罪をすると、逃げるように帰ってしまった。深夜、心配した岡部は萌郁のアパートを訪ねる。萌郁の顔には泣き腫らした跡があり、子どものころから“いらない子”だと言われ続けてきたこと、必要とされないことで安心してきたことを告白した。岡部が萌郁を強くいさめると、彼女は岡部の胸に顔を埋め、子どものようにわんわん泣き出した。翌日、萌郁は元気な姿でラボに姿を見せ、いままで見せたことのない魅力的な表情で笑った。考えてみれば、岡部は萌郁のことを何も知らない。ふたりは初めて、本当の意味でスタートラインに立ったのだ。
菲利斯线 1:猫耳少女的域名 -Catmaiden's domain-
菲利斯线 1
世界线变动率:3.182879%
8月7日。「12号機の開発は中止だ絶対作るな」————Dメールで移動後の世界線で12号機は消えたが、飲食業界の4℃という男が秋葉原のメイドカフェ界に進出。彼のバックにいる投資ファンドの資金力を武器に、他店の買収や人気メイドの大量引き抜き、風俗まがいのサービスや常識外れな価格破壊を行い、ほとんどのみせを傘下に収めていた。これを聞いた岡部はフェイリスの窮地を救うべく、“愛と豊穰の女神”作戦(オペレーション・フレイヤ)を発動。ラボメンが総出でメイクイーン+ニャン²の宣伝や手伝いをすることになる。
菲利斯线 2:楼阁都市的铜蛇 -Heavens Nehushtan-
2
世界线变动率:3.182879%
8月18日。ラボメンたちはPVの打ち合わせのためラボに集結。フェイリスが用意したPVの台本はドラマ仕立てで、ダルが執筆を手がけた。ひとまず読み合わせをするが、あまり内容のひどさに一同は絶句。台本は萌郁が手直しすることになる。翌朝、岡部とフェイリスは萌郁のアパートで台本を受け取る。基本的はあらすじはそのままに、全員の不満点が解消された内容に仕上がっていた。その後、岡部はフェイリスをねぎらうため、彼女が好きなレトロPCショップでデートをする。すると、メイクイーン+ニャン²のまゆりとるかから切迫した電話がかかってくる。急いで戻るとビルの前には大量のトラックが停車し、ほかのテナントが一斉に立ち退き始めていた。直後、店内に現れた4℃はビルの買収計画を得意げに語ると、脅し文句とともにテナント契約解除の書類をフェイリスに突きつける。断ってフェイリスを4℃が殴り、岡部は助けに入るが取り巻きに袋叩きにされてしまう。そこへ参上した紅莉栖、鈴羽、ダルに助けられた岡部は、ダルが用意した紙を4℃に渡す。それは4℃の保有会社の出納簿の写しで、国税局に目をつけられたら確実にヤバイ代物だった。これが決め手となり、4℃は秋葉原から退散。かくして“愛と豊穰の女神”作戦は成功、第三次メイドカフェ戦争は終結した。
琉华线 1:倒错的灵魂 -perverted affection anima-
琉华线 1
世界线变动率:3.667293%
8月7日。「12号機は危険だ絶対はめるな」というDメールを送ると世界は揺れ、岡部の右手から12号機は消えた。しかし、移動後の世界線では岡部とるかは恋人関係になっており、どうやら岡部のほうから告白したらしい。さらに、まゆりや紅莉栖はもちろんのこと、“彼”の父・漆原栄輔からも祝福される公認の仲だった。翌日、岡部とるかは秋葉原で待ち合わせる。ふたりは付き合い始めたばかりで、この日が初めてのデートだった。るかはそのことをまゆり伝えており、紅莉栖からも冷やかしのメールが送られてきた。その後、UPXのフリッジでふたりは萌郁に写真を撮られる。萌郁はカップルに意識調查のアンケートを取っていたが、当然うまくいっていない。ふたりは萌郁に協力後、るかの希望でメイクイーン+ニャン²へ向かう。もちろんそこにはフェイリスがいて、まるで恋人どうしになったことをラボメンにお披露目して回っているようだった。岡部は、現在のふたりの関係がDメールで作られたことをるかに説明するべきか思い悩む。すると、るかは初めて出会いった日のようにカメラ小僧に絡まれていた。岡部は再び鳳凰院凶真となってカメラ小僧に追い払った。そして、いつものようにケータイを取り出し耳に当て、独りごちながら空を見上げると……巨大な竜が出現していた。
琉华线 2:封神的皮格马利翁 -Seal Pygmalion-
2
世界线变动率:3.667293%
8月9日。すっかり忘れていた12号機の状況を聞くと制作は途中で放棄され、この世界線での紅莉栖は13号機を作っているという。また、ダルに頼んだ14号機の件はなかったことになっていた。るかにメールで呼び出された岡部は、柳林神社の倉庫にあった巻物を見せられる。そこには、江户時代に竜が現れ、巫女の力を借りて封印したろ書かれていた。岡部は竜を“ファフニール”と名づけ、新たに見つかった竜退治の指南書に從って特訓を開始。巻物によると、竜は8月17日に再来する。そして後日、岡部は街中で再び竜を目撃した。
琉华线 3:爱和幻创的协同效应 -synergy of love-
3
世界线变动率:3.667293%
8月13日。岡部が再び目撃した竜は夢だった。考えてみれば、岡部が竜を見たのは1回きりで、いくら力説してもラボメンは竜の話をまったく信じてくれない。けっきょくこの日、岡部は柳林神社に行かなかった。竜の存在も、宴会芸のような特訓も、何もかもがバカらしくなったのだ。翌日の夕刻。岡部が神社へ行くと、るかは一心不乱に妖刀・五月雨の素振りを続けており、岡部の竜の話をいまなお全面的に信じてくれていた。直後、不意に視界がゆがみ、上空に巨大な竜が出現。これによって岡部の迷いは消え、ふたりはその後全力で特訓を続けた。そして決戦の17日。岡部は紅莉栖からの着信を受け、ケータイを耳に当てると同時に視界にノイズが走り、ファフニールが降臨。岡部はるかの目になり、るかは岡部の手足になり、見事な連携でファフニールを消滅させた。後日、紅莉栖は岡部に衝撃的な事実を告げる。紅莉栖が作っていた13号機は、映像信号を神経バルス信号にコンバートする装置。その実験として、ダルがハムっているMMORPGのドラゴンを岡部に投影したのだ。さらに追い討ちをかけるように、るかが見つけた巻物や指南書は、るかの父が若いころに書いた厨二病全開の本だったとが判明。だが、この経験を通じて、るかに対する岡部の想いは本物にだった。
铃羽线 1:迷走螺旋的本源 -Straying Arche-
铃羽线 1
世界线变动率:3.372329%
8月7日。「Dメール実験もっとよく考えろ」というDメールで世界線は移動し、12号機は岡部の右手から消えた。ラボの資金難に関する問題は、メイクイーン+ニャン²のお客が未来ガジェット一式を買い取ってくれたため、ひとまず解決していた。そのとき、窓の外からダルの驚く声が上がる。岡部が外を見ると鈴羽がダルに抱きついており、この一件でダルは鈴羽にベタ惚れしてしまう。翌日もなるとダルの病状は悪化しており、鈴羽にプレゼントをするためバイトを増やし、コミマにはもう行かないと言い出した。さらに聞きもしないのに、もうアニメとか二次元とか言ってる年ではないだの、生身の人間相手だといろいろ入り用だの、岡部も厨二病をそろそろ何とかしたほうがいいだのと得意げにベラベラ話し始め、ラボメンは唖然とする。階下にいた鈴羽にかくすると、ダルのことはすきだが恋愛感情はないと言う。その後、ダルがコミマに行かないとを告げると急に顔色が変わり、鈴羽はダルの誤解を解くためラボへ向かった。しかしこに行動は逆効果で、ダルは秘密にしていたプレゼントの計画を岡部が鈴羽にバラしたと怒り心頭。何を言っても嫉妬や悪口と取られ、状況はこじれるばかりだった。翌日、岡部は鈴羽からダルのことで相談を受け、そこで彼女が未来人であることを知った。
铃羽线 2:破灭和终焉的赋格曲 -fugue of Ruin end-
2
世界线变动率:3.372329%
8月10日。鈴羽の手引きで、岡部はラジオ会館の屋上に到着した。そこには7月28日と同じく人工衛星が鎮座している。鈴羽は2036年からタイムトラベルしてきだダルの娘で。とある機関の任務で5インチフロッピーやMOなどの“遺産”を収集することが目的だった。この時代に長くいるのは、2010年の夏コミマで出会ったという、両親のなれ初めを見たかったからだという。しかし、このままではダルがコミマに行かず。最悪の場合には鈴羽が消える可能性がある。そこで岡部は、ダルを夏コミマに行かせるべく、鈴羽への熱を冷ます“愛を司る女神”作戦(オペレーション・シェヴン)を発動。岡部はまず、フェイリスにダルを誘惑してもらうが失敗に終わる。つぎに鈴羽がダルをひたすら罵倒する作戦を実行するが、ダルは偶然にも最近罵倒系にハマっており、奇声を上げて喜ぶ始末。岡部は小細工をやめて、ダルに直接話を聞いた。すると、やはり引き金になったのは鈴羽のハグで、そのときに他人ではないような運命を感じたという。岡部はその感情は父性愛だと説き、鈴羽に口止めされていたふたりの関係をついに明かす。しかし、ダルだけでなく、その場にいたまゆりと紅莉栖も岡部の言葉をまるで信じない。ダルはラボの脱退を考えるほど怒ってしまい、もはや取りつく島もなかった。
铃羽线 3:根源的神爱 -Agape of root-
3
世界线变动率:3.372329%
8月13日。鈴羽に残された時間はわずかだった。岡部は鈴羽から由季の写真を見せてもらい、そこそこ有名なコスプレイヤーだったと聞かされる。その情報をもとに、ふたりはネットや雑誌で由季を搜すが収穫は得られなかった。その夜、ラボに来たまゆりは、コスプレ雑誌を持っていた鈴羽をみてコミマでのコスプレを勧めてくる。岡部は何かをひらめき、鈴羽にコスプレさせることをまゆりに約束。そのかわりに占い師の衣装を用意させ、紅莉栖に電話をかけた。後日、岡部は電話でダルにひたすら謝罪し、「飯を奢らせてくれ」とダルを呼び出す。食事を終えた後、岡部はダルを裏路地に誘導した。そこには占い師にふんする紅莉栖がいて、コミマで運命の出会いがあることをダルにほのめかす。鈴羽からも、自分がコミマでコスプレする旨をダルにメールで伝えさせ、すべでの準備は整った。しかし、15日と16日はダルも由季もコミマ会場には現れなかった。そして最終日の17日、岡部はついにダルと落ち合うことに成功し、会場のコスプレ広場に到着する。ふと後ろた少女がダルに駆け寄っていた。鈴羽の面影を持ったその少女がダルにハンカチを差し出すと……痛々しいダルのプロポーズの言葉が広場に響き渡ったのだった。
红莉栖线 1:哀哭悲叹的困境 -Aporia pitiful grief-
红莉栖线 1
世界线变动率:3.406288%
8月7日、午後6時15分。岡部はDメールの送信を躊躇し続け、紅莉栖に強く促されてやっと送るが放電現象は起きなかった。Dメールが使えると思われる時刻は正午から午後6時のあいだ……岡部と紅莉栖は、少なくとも明日の昼まで12号機をつけたままということになる。ふたりは口論が始まりそうになったら手をつなぎ、1メートル以上離れないように過ごした。午後9時過ぎにまゆりとダルがラボをあとにし、ふたりきりになると急に空気が重くなる。岡部は少しでも気を紛わせようとゲームを探すが、出てきたのはダルのエロゲとパーティゲームのツイスターのみで、とても遊ぶ気にはなれなかった。その後はコンビニで立ち読みをして時間をつぶす。午前2時。猛烈ナ尿意に襲われた岡部は、ドクターペッパーを飲みすぎたことを後悔しながら紅莉栖に頭を下げ、トイレの前に彼女を待たせて用を足した。朝6時からはダメもとでDメールを送り続けるが、12時を回っても一向に世界は揺れなかった。もしこのままならば、12号機が外れるのはバッテリーが切れる約1週間後か、ふたりの気持ちが通じ合ったとき……そのどちらも気の遠くなる時間が必要そうだった。紅莉栖はひとまず現状を受け入れ、快適な環境で休息を取るために岡部を連れてホテルの部屋に戻ることを提案した。
红莉栖线 2:相克的双人舞 -pas de deux rivalry-
2
世界线变动率:3.406288%
8月8日。岡部と紅莉栖は、御茶ノ水のホテルで深い眠りにつく。翌日にラボへ戻った岡部は、ダルから未来ガジェット14号機は、開発室の段ボールにあった1~6号機、9~11号機とともに消失ていた。そこでまゆりは、メイクイーン+ニャン²のお客である雑貨屋の店長に売り渡したことを思い出す。また、紅莉栖のハードディスクも消えており、そのHDDはダルが14号機のパーツとして使ってしまったとのこと。それを聞いた紅莉栖は真っ青になっている。聞けば、紅莉栖が制作していた13号機は脳内の思考を映像化する装置で、14号機に使われたHDDに映像が格納されているらしい。そして、例のヘッドホンがその読み取り装置である。つまり14号機が稼動すれば、紅莉栖の脳内思考が電波ジャックに使われることになる。事の重大さに気づいた岡部たちは、手分けをして14号機の捜索を行った。しかし、フェイリスに聞いても買い手の連絡先はわからず、秋葉原中の店という店をしらみつぶしに探しても手がかりはつかめなかった。翌日の夕方、14号機にはタイマーがセットしてあり、約24時間後に稼動することをダルに聞かされる。岡部はこの場にいないラボメンにも連絡し、もう一度14号機を探すことにした。
红莉栖线 3:永劫回归的共鸣 -Resonance it repeats-
3
世界线变动率:3.406288%
8月10日。ラボメンは総出で秋葉原を捜索するが、14号機の手がかりは得られなかった。翌日、タイマー発動まであと2時間というところで、紅莉栖は疑問を投げかけた————「その店なんだけど、本当に秋葉原にある店なのかな?」。まゆりに改めて確認すると、買い取って店長は「近くで」お店をやっているらしい。秋葉原という前提は覆されてしまうが、岡部は9号機にGPSがついていたとを思い出す。ダルをラボへ呼び出し位置情報を調べさせると、御徒町で作動した形跡があった。岡部と紅莉栖は御徒町でついに雑貨屋を発見するものの、なぜか14号機だけが見つからなかった。途方に暮れていると鈴羽からの電話で、天王寺が昨夜工房のベンチで黒い箱のようなものを見つけていたことが判明。岡部は紅莉栖の手を引いて勢いよくはしりだすが、ちょうど目の前にいた4℃にぶつかり絡まれてしまう。岡部は紅莉栖をかばって4℃たちの暴行を受けるが、その最中に12号機が解除される。その後、ふたりはフェイリスが乗ったリムジンに助けられ、タイマー作動まであと5分というところで天王寺から14号機を回収。しかし、まゆりのカイちゅ~が遅れていたことに気づかず、14号機は作動した。店内のブラウン管には一斉に、紅莉栖の脳内データ——岡部と紅莉栖の愛の物語が映しだされたのだった。}}
真由理线 1:华氏93度的明暗对照 -Fahrenheit Chiaroscuro-
真由理线 1
世界线变动率:3.130238%
8月7日。岡部は「Dメール実験もっとよく考えろ」というDメールを送り、12号機から解放された。この世界線では度重まる実験のせいで高額の電気代を請求され、「電話レンジ(仮)」の実験は凍結されていた。未来ガジェットを買い取る店長の話もなく、ラボは本格的な資金難に陥る。そんな中、まゆりは岡部のために「ロボまゆしぃ」なる人形を作っていた。翌日、ラボを訪れたまゆりは福引きで当てた遊園地のプール入場券を差し出す。岡部は紅莉栖と水泳勝負をすることになり、8月13日に岡部、まゆり、紅莉栖、ダル、フェイリスの5人でプールで行って楽しい時間を過ごした。その帰り際、仕事で遊園地に来ていた萌郁が現れる。萌郁はまゆりにクリスマス用サイトのモデルのバイトをたのんでくるが、まゆりはあまり気が進まないようだった。翌日のラボはまゆりがモデルを頼まれた話題で持ちきりで、ラボメンガールズたちはうらやましがるが、岡部は複雑な心境だった。その夜、岡部はまゆりといっしょに帰途につい。電車に揺られていると、まゆりは「モデルをやってもいい」とこぼしたが、岡部は断るように主張した。翌日、るかが柳林神社で20~21日に開かれる夏祭りのことを伝え、ラボメンで遊びに行くことになる。しかし、まゆりだけは2日とも外せない用事があるとのことだった。
真由理线 2:星尘的电子对 -Stardust duplet-
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世界线变动率:3.130238%
8月18日。岡部は萌郁から、まゆりがモデルの仕事を受けたことを知らされ撮影現場に向かう。まゆりの真意を聞いて納得した岡部は、成り行きでまゆりの恋人役として撮影に参加する。翌日、岡部はまゆりの両親が北海道へ転勤することを小耳に挟むが、まゆり自身は上野に居候するとのことだった。しかし、翌日になって居候はウソあることが判明。岡部は墓地にいたまゆりを抱きしめ、包み隠さず本心を明かす。翌日の夏祭り。家族会議で東京に残ることになったまゆりは、満面の笑顔で岡部たちのもとへ駆け込んできたのだった。
参考资料
- ファミ通Xbox編集部, シュタインズ・ゲート 比翼恋理のだーりん 公式資料集, enterbrain, 2011-12-19, ISBN 9784047278103 (日本語)